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脚注64 補足
V. J. Lopez, “Paradoxical functions on the interval,” Proc. Amer. Math. Soc., 120, 465 (1994) は次のことを示している: もしも,区間 I からI への写像が拡大的ならば,正の測度を持った可測撹拌集合を持ちえない.しかし,I x I においてx,y がそれぞれ撹拌集合に入っているならば{x, y} の全体Ch(f) はいつでも可測で,しかも,f が拡大的かつその微係数が区分的にリプシッツならば正の測度を持つ.